まずは無料の口座開設から
口座開設費、口座維持費は、すべて0円です。
IG証券のノックアウトオプションの始め方をわかりやすく解説します。ノックアウトオプションはIG証券でのみ取引ができるので、株やFXを始めるときと同じように取引口座の口座開設から始まります。特別に難しいことはありませんが口座開設の手順、新規入金と出金方法から初めての取引までの流れを図解入りでご説明しますのでご参照ください。
ノックアウトオプションは非常に高い資金効率で取引ができます。ノックアウトレベルの設定次第でFXのドル円を1,000円位の投下資金で取引が可能に。FX、NYダウ、日経平均などの株価指数CFD、コモディティーが同一口座で取引ができます。またポジションは最長1年間保有できるためFXやCFDと近い感覚で、自由度の高い取引が可能です。
目次
話題のノックアウトオプションは日本国内では唯一、IG証券が提供しており、オプションのひとつででありながらFXやCFDのような感覚で取引ができます。評判の理由は抜群の資金効率の良さ、損失管理のしやすさにあります。また為替や株価指数CFDなど豊富な銘柄の取引が可能。ノックアウトオプションは通常のFX以上にデイトレードやスイングトレードとの相性が良い取引ルールが用意されていることから、人気沸騰中です。
ノックアウトオプションはオプションの一種なので新規注文を出すとき価格が上昇すると予想すれば「ブル(BULL)」、下がると予想すれば「ベア(Bear)」のオプションを購入します。ノックアウトオプションでは、原資産価格(いわゆる為替レート)の上昇を予測する場合はブル(上昇)のポジション、下落を予測する場合はベア(下落)のポジションを保有するということになります。
ではさっそく実際、取引画面で注文をしてみましょう。以下の図はドル円が108.80付近の直近の高値を上抜ける、その後さらに上昇すると予想して「ブル(上昇)」の注文を発注した例です。ロット数(数量)は3ロットです。
特に上記図の中で注目していただきたいのが、提示レート108.745で3ロット注文し、ノックアウトレベルを10840(108.40円)に設定した場合の「最大損失額/維持証拠金額」は10,950円です。このケースで必要な資金(オプション購入金額)は10,950円のみとなり、最大損失も10,950円となります。そして予め設定したノックアウトレベルに価格が到達するとロスカットされ、その取引は終了となります。
このようにノックアウトレベルがあるおかげで予想しなかった含み損の発生や、予想が今は外れているが、まだ戻るんじゃないかというよくある気の迷いから解放されることになります。含み損は損失であるということを肝に銘じましょう。ノックアウトでロスカットされても、そのあとすぐに新規で注文を発注すれば経済効果は同じです。
通常のFXの場合だと3ロットを発注するのに約129,600円の証拠金が必要になります。この取引例ではノックアウトオプションのほうがFXより約12倍の資金効率があるということになります。
ノックアウトオプションで保有したポジションは最長で1年間保有できますが、注文を発注する日によりポジション保有期間は異なります。今回発注した日は2020年1月2日で、保有期限は2020年8月となります。発注するチャートの左上に期限が記載されているので事前に確認するようにしましょう。
ノックアウトオプションはデイトレード(1日で決済)、スイングトレード(数日で決済)に適した金融商品だと思うので、ポジションの保有期間はあまり気にすることはないと思います。
ノックアウトオプションの取引手数料はすべて無料です。スプレッドは以下の値になります。通常のFXと比較して多少広くなっていますが、そこまで神経質になるコスト感でもないと思います。取引コストが高いな、と思う方は通常のFXをおすすめします。
通貨ペア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | トルコリラ/円 |
---|---|---|---|---|---|
スプレット | 0.6銭 | 1.1銭 | 2.0銭 | 1.3銭 | ― |
通貨ペア | ユーロ/米ドル | ポンド/米ドル | 豪ドル/米ドル | ユーロ/ポンド |
---|---|---|---|---|
スプレット | 0.6pips | 1.5pips | 0.9pips | 2.0pips |
FXや株価指数CFDの銘柄でデイトレード、スイングトレードを行う投資家の方には、IG証券が提供を始めたノックアウトオプションは高い資金効率、手数料は無料、スプレッドの安さから非常に魅力的です。攻守に優れた画期的な金融商品だからこそ落とし穴もあるというもの。ノックアウトオプションを始めるにあたり失敗しないための3か条を私の経験からご紹介します。
ノックアウトオプションはノックアウト価格の設定によりますが、数千円程度の少額でFXや株価指数CFDのポジションを保有数することができてしまいます。非常に資金効率がいいため口座内の余剰資金がいつも以上に多く感じてしまい、ロット数をあげて投機的なトレードをしてしまうことがあります。勝ってるうちはそれでもいいのですが、負けてくるとさらに損失分を取り返そうと、さらにロット数をあげてしまうことがあります。ノックアウトオプションを取引する際は、冷静な思考で資金管理とポジション管理を徹底するようにしましょう。例えば30万円から初めて50万円まで資金が増えたらロット数を1万通貨から2万通貨にあげるなど自分で資金とポジションに対するルールを定めるのもいいでしょう。
ノックアウトオプションの最大の特徴は必ずノックアウトレベルを設定してから新規で取引をする必要があるということです。これは個人的には最大損失が管理しやすいため非常に大きなメリットだと思います。予想が外れて損失が膨らんでいるにもかかわらず、もう少し待てば相場は反転するのではないかと含み損がさらに膨らみ”お手上げ”になることを防止できるからです。ノックアウトレベルは原資産価格からあまりにも近いとヒゲ(急激な乱高下)でやられてしまいます。逆にあまりにも離れていると損失管理の意味をなしません。デイトレードをメインにトレードする場合は、ノックアウトレベルは相場状況により30pipsか50pipsとしています。
IG証券のノックアウトオプションで取引できる銘柄は非常に多く、世界中の株価指数、FXの通貨ペアなら大方、取引ができてしまいます。香港問題でゆれる香港株価指数なども取引ができるため、ネットで話題になっているとおり、多くの投資家が香港株価指数で大きな利益をあげているようです。ただ普段、FXしかやらない投資家の方がいきなり香港株価指数を取引するのはやめたほうがいいでしょう。香港問題は株式マーケットの動向に密接に影響を及ぼすため、どうしても株価指数をノックアウトオプションで体験したくなったら少額でNYダウや日経平均を取引してみればいいでしょう。
ノックアウト・オプションはIG証券の口座を持つとどなたでも取引できます。まだIG証券に口座をもっていない初めての方は口座開設をする必要があります。なおノックアウトオプションの口座申込はFXやバイナリーオプションと同時口座申込になるので、口座開設後はノックアウトオプションの他にFXなども取引ができるようになるのでお得です。
まず公式ページの口座申込ボタンをクリックし、口座開設に必要な情報をフォームに入力します。最後に本人確認種類を登録してIG証券の口座開設審査を待ちます。審査終了後、口座有効化の情報が自宅に郵送で到着するので、新規入金をして取引を開始することができます。
口座申込の手順を詳しく解説していきます。また口座申込フォームに入力する情報もまとめておきます。
口座開設フォームに必須事項を入力しながら「次へ」をクリックしながら進んでいきましょう。
資産状況の入力に関してですが、ノックアウトオプションはFXと同様、余剰資金で取引することが前提になります。余剰資金とはなくなってもいいお金、使途が決まっていない性格の資金をいいます。例えば家を購入するために貯めているお金は余剰資金とは言いません。
ノックアウトオプションを取引するにあたり、一定のリスク性金融商品の経験が必要になります。まったく経験がない投資家の方は口座開設ができない可能性があります。
次に取引約款や確認同意書を確認して問題なければ「同意します」にチェックを入れて口座申込は完了です。
口座申込完了後、最後に本人確認書類を登録し、IG証券の口座開設審査を待つことになります。口座審査にかかる日数は通常2営業日程度です。
本人確認書類は、マイナンバーカードがある方は1枚だけの提出でOKですが、通知カードしかない場合は、免許証のコピーや住民票(原本)の2種類が必要になります。
口座申込後、本人確認書類を提出すれば口座申込の登録は完了。あとはIG証券の口座開設審査の結果を待つだけです。口座開設審査の結果は登録したメールドレスに送られてきます。普通に口座申込みをすれば審査に落ちることはないと思われます。
審査完了(合格)した後、2-3営業日後に郵送で「口座開設完了のお知らせと口座有効化の手順」「入金先銀行口座」の案内が自宅に到着します。資料の中に「お客様のベストレシーバー口座番号」という記載があり口座有効化のための数字10桁の数字が記載されています。
口座開設完了後、取引するために口座有効化をする必要があります。初めてログインすると、「口座の有効化」のポップアップが立ち上がります。「ベストレシーバー番号(10桁)」を入力し、送信ボタンをクリックします。
郵送で送られてくる資料に詳しく書いていますが手順をまとめると以下の通りです。
IG証券への入金は「クイック入金」による即時入金、お客様専用口座への「通常の振込入金」の種類があります。
クイック入金は三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行 、ゆうちょ銀行に対応しています。また通常の振込入金先はみずほ銀行のみとなります。すぐに入金して問引きをしたい場合はクイック入金の利用をおすすめします。通常の振込入金の場合は口座に反映されるまで2-3時間程度かかります。
なお、入金先や振込み方法は郵送で到着する資料に詳しく書かれています。
入金にかかる送金振込み手数料ですが「クイック入金」の場合は原則無料ですが、三井住友銀行およびジャパンネット銀行をご利用の場合には振込手数料は自己負担になります。「通常の振込入金」の場合は振込手数料は自己負担となります。
PC版取引システムにログインし、ダッシュボードから入金を行う取引口座を選んで「入金」ボタンをクリック。次に「クイック入金」をクリック。選択した銀行の振込画面が開きますので、画面の案内に沿って入金手続きをします。
スマホアプリにログイン後、画面右下の「その他」、次に「入出金及び振替」をタップ。次に「クイック入金」をタップ。クイック入金の画面が開きます。お使いの銀行を選択、金額を入力し画面の案内に沿って入金手続きをします。
IG証券のノックアウトオプションは、FX、株価指数CFD、商品先物の銘柄が取引できます。例えばノックアウトオプションでドル円を取引きしたいと思えばFX口座に資金を入れる必要があります。NYダウを取引しようと思えば株価指数CFDの口座に資金を入れる必要があります。このようなときは口座間の資金振替を使う必要があります。なお初めて入金した場合、資金はFX口座に反映されます。
IG証券のPC版取引システムにログイン後、グローバルメニュー内の「入金」をクリックします。次に「資金振替」をクリックして「振替元」「振替先」の口座を選択します。最後に「送信」の緑色ボタンをクリックし、資金振替の操作は完了です。下図は「株価指数口座(振替元)」から「FX口座(振替先)」に5万円を資金振替する操作になります。
IG証券のスマホアプリにログイン後、グローバルメニュー内の「その他」をタップします。次に「入出金及び振替」をクリックし「証拠金振替」をクリックします。次に「振替元」「振替先」の口座を選択します。最後に「証拠金振替」の緑色ボタンをタップし、資金振替の操作は完了です。下図は「株価指数口座(振替元)」から「FX口座(振替先)」に5万円を資金振替する操作になります。
IG証券の出金に関しては他ネット証券やFX業者と同様、システム内のネット出金依頼が可能です。出金依頼送信後、出金依頼を行った口座の証拠金残高から即座に依頼額が差し引かれます。また着金は最短で翌営業日です。
原則無料です。ただし注意点として5,000円未満のご出金の場合330円の手数料が発生し自己負担になります。
出金の操作方法は簡単です。ログイン後、上部メニュー「My IG+自分の名前」をクリックして画面上の「ライブ口座」をクリック。「ご出金」を選択し、出金依頼額を数字で入力し、「出金依頼送信」をクリックし完了です。
ログイン後、FX口座を選択してサイドメニューの中の「ノックアウトオプション」を選択。その後表示される通貨ペアの中からUSD/JPY(ドル円)を選択します。次に価格が上昇すると予想すれば「ブル(BULL)」、下がると予想すれば「ベア(Bear)」のオプションを新規で発注します。同時にノックアウトレベルを設定して、ロット数を入力して新規取引のための注文の操作は完了です。